昨夜寝る前にシャーデーの新譜とボイセス・オブ・イースト・ハーレムのファーストを聴きました。。
そして朝起きてからサインインをしたところ、「現在、聴き放題サービスはご利用いただけません」という表示が出たのでした。
期限も知っていましたから、わかっていたことですが、とても寂しく思いました。
楽曲の購入はできるみたいで、アカウントステータスを見るとアラカルト会員となっていました。
たぶん月末まではナップスターアプリでコンテンツを見て回ることはできるのでしょう。でもきっと「ああ、これも聴き逃した、あれも聴き逃した」と後悔ばかりがつのるので、あまり見ないほうがいい気がします。
ダウンロードした楽曲はまだ聴くことができましたが、これも有効期限のプロテクトがかかっているはずですから、じきに聴けなくなるでしょう。
最後に聴いた2枚は、どちらもナップスターと雑誌 waxpoetics のコラボ企画の中で紹介されていたものでした。
実は私がナップスターに入会したきっかけは waxpoetics に載っていた広告でした。
「ナップスターなら月額/1,280円〜これらの盤もも聴き放題!!」という文句で、マニアックなアルバムのジャケットがずらりと並んでいました。
普通の広告だったら、「たぶん自分の聴きたいものは無いに違いない」と思い込んで関心を持たなかったでしょう。
しかし、そんなものもあるのなら、きっといろいろあるだろうなと思って調べてみたのが良かったのです。
私の音楽生活はガラリと変わるはずでした。
ナップスターは、CDショップの試聴機が部屋に来たなんて生易しいものではなく、CDショップが丸ごと手に入ったようなものでした。
聴きたいものが全てあるわけではありませんでしたが、1000万曲を越えるカタログは圧巻です。
私は普通よりもCDを買う方ですが、ナップスターに出会って、「所有しなくてもいい自由さ」に感動しました。
モノとして持っていなくては満足できないのではなくて、いつでも好きなものを聴ければそれで満足だったのです。
自分は意外とコレクター体質ではないんだなと思いました。
購入するわけではないので、聴いて気に入らなくても惜しくありませんでした。
じっくり聴くこともできるので、30秒の試聴ではわからない良さもわかりました。
知らないジャンルをどんどん聴くことができました。
ブラジル音楽とか、ヒップホップとか、クラシックとか、今まであまり聴いていなかったジャンルもどんどん試してみたいと思っていました。
もっと続いてほしいサービスでした。
必要であれば月額料金が2倍か3倍になっても私は留まったでしょう。
いつの日か同じようなサービスが日本で再開されることを願っています。
しかし、タワーレコードだったからこそ、これだけの内容を用意できたのだと思います。先日「10,923,819曲のなかみ」となっていた公式サイトの数字も、3,000,000曲に戻っていました。
なんだか、すべてが夢だったような気分です。
短い間でしたが、ありがとう、そして、さようなら、ナップスター。
これで、私のナップスター生活は幻となりました。
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